日本口内炎対策協議会(にっこうきょう)とアンジェリーナジョリー
みなさんこんばんはー、にっこうきょうのお時間でーす
というわけで、アンジェリーナジョリーがここに来るわけはないんですが、かなりおいしいネタなので、もう一度拾わせてもらうことにしましたーわーどんどんぱふぱふー
ひとが「自分以外の誰かのため」というときは、100%自分のためということが多い
なぜならば、「わたしがなにかをすることによって導き出される他人の反応に、わたしはたえられないから」である
ストレートに言えばこういうこと
「ままー、おもちゃかってー」
「もー、買うから泣かないでよー」
みんな「また今度ね」とか「お誕生日に」とか言ってお茶を濁すのだが、それは「買う」という意味をきちんと残しており、「買わない」とは言っていない
なぜなら「買わない」といったあとの子どもの反応に「まま」は耐えられないから
だから、いつかは「買うから泣かないで」ということがキモ
エッセンスだけ取り出すと、「なんでもいいからわたしの起こしたアクションのせいで泣くな」である
子どもがいる人は子どものためにいろいろするのだが、そのなかでも「子どものため」という理由しかたたないものがよくある
「わたしができなかったことを子どもに代わりにやらせる」と、自覚のある人はまだいいほうだと思う
親が「子どものために」やることなんてたいていあまり意味がない
おむつを替えるとかご飯を与えるとかは生物として当たり前だからね
アンジェリーナジョリーは「子どものために」乳房切除を行ったというが、そこはあまり信用しないほうがよい
これから身体的・容貌的に衰えてくる彼女には、乳房形成手術は必須だ
しかし、それだけを受けたのでは週刊誌等にあることないこと書かれ、それこそ子どもたちになにを聞かれるかわかったものではない(「ママって整形したんでしょ?」って言われたいかなあ)
そこで、乳がんのリスクがあるとすれば、がんのリスクも減り、おっぱいもきれいな姿で一生過ごせるではないか!
それにいまなら、子どもたちに入るメディアからの情報をある程度はコントロールできる
「あなたたちのために手術を受けた」といえば、なんとなく美談にもなる
子どもたちが大人になって知識を得たところで彼女の意図を理解するとは思わないし、その頃の医学では乳房の予防的切除なんてきっと噴飯ものだろう
なんともかんともハリウッド的なのである
このオペのために何億円払ったのか知らないけど
やっぱり「完璧なる予防医学と美容医学」は、一般庶民には関係ないことなのであるね
歯の矯正と審美歯科医療に、一回なん百万円もかける芸能人もいるみたい
乱杭歯の棋士をみて、ちょっとホッとしたりして
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ていうかね、美容形成をした人が80歳とかになると、そこだけ不自然に若いままなので、その時点でもまだ自分を客観的にみられる目とお金を持っている人だったら、豊胸の塩水バッグを取り出すみたいよ
豊胸バッグがレントゲンにうつってヘンな病気かと思われるのもねえ